雀の巣による発電量低下の事例

毎日暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

この時期でも、屋根に登る機会多い自分たちですが

熱中症対策にも気を付けて毎日作業頑張っております!

 

さて先日、大分の一般住宅で 半年ほど前から発電量が1/3程になっている

との連絡を頂き、急いで現場に駆け付けたところ、

パワーコンディショナーが大変な事になっておりました!

大変な事とは!!

パワーコンディショナーが3台付いているのですが

蓋を開けてみると、、、なんと!!

3台とも雀の巣がビッシリと付いているではありませんか!!

パワコン内部に鳥の巣が密集化

パワコン内部に鳥の巣が密集化

発電量が落ちていた原因は、パワーコンディショナー内部に雀の巣ができてしまい、

冷却ファンが回ることが出来ず、パワーコンディショナー3台のうち1台が停止

しているためでした。

 

こちらの住宅では毎月2.0KW~3.0KWの売電損失があったと思われますが、

価格にすると、毎月1万円~2万円の損失になります!

 

お客様に変化を感じられませんでしたか?とお聞きした所、

「雀は前から来ていたけど、まさか巣を作るとは思ってもみなかった」

とおっしゃっていました。

今年は発電量がかなり少ない気がして、同じ太陽光パネルを付けられている

お知り合いの方に「そっちはどうですか?」と聞いたところ、

契約量はあまり変わらないのに発電量が大幅に少なかったので、

これはオカシイと思い連絡をくださったそうです。

鳥の巣撤去作業中

太陽光発電設備は毎日動いているものなので、何かのトラブルが起きてしまうと

大きなリスクにつながりかねません。

今回の件も、巣によってパワーコンディショナー内が熱をもっていましたので

火災などを引き起こす可能性も否定できません。

太陽光発電設備は稼働期間が長い為、その間に色々な故障の原因になる事が起きる

可能性が有ります。

鳥の巣撤去後のパワコン

 

やはり問題の早期発見の為にも、定期的なメンテナンスを行うことが、

生涯発電量確保と導入コスト回収確保に繋がると思いますし、

修理費用も安く抑えられる場合があると思います。

購入後まだ、メンテナンス実施予定が無い皆様は、もう一度

アフターケアの重要性を考えてみられてはいかがでしょうか!?

 

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