太陽光発電施設の防草対策 クラピア植え付け

太陽光発電施設では防草対策として砂石敷込や緑化などを検討されると思います。

弊社で施工した植木発電所13区画では、土地、のり面の土壌流出があり、

さらに土地周りの雑草がひどい状態でした。

これらを抑制するために、クラピアという緑化植物を植え付けることにしました。

クラピアは芝生に変わるグランドカバーとして注目されている植物です!

クラピアを植える利点

 

繫殖スピードが早い。 

約2ヶ月程(芝の約10倍の速度)で広がる。

雑草抑制効果がある。

横へ幾重にも伸びていくクラピアは密生するので、

飛来した雑草種子が地面に落ちにくく発芽しにくい。

維持管理のコスト軽減。

最初の購入コストは芝に比べクラピアのほうが高いが、

3年目以降維持費が約1/2になる。

植える目安は1㎡あたり1ポット~4ポット(1ポット500円)

定期的な刈り込みを軽減できる。

草丈が高いと太陽光パネルに影を作る場合があり発電量に影響が出るが、

クラピアは草丈が低く、1年に1~2回の刈り込みでよい。

メンテナンスは必要。

土壌流出防止。

芝と違い根量が多い為、地下深くまで根を伸ばすことで土壌をしっかりと支え、

方面保護や土止めにも適している。

この特徴は乾燥に強い理由となり、全面被覆後は基本的に水やりの必要がない。

 

以上の理由から、クラピアを植え付けました。

 

クラピアは、緑化ということで環境改善効果が狙え

パネル周辺の気化熱を奪って、発電効率を上昇させることも期待されます。

後日、またこちらで様子をご報告したいと思います。

 

すくすく成長中

 

ニチエネでは太陽光発電施設のメンテナンス業も行っております。

20年間よりよい状態で発電を続けるためにはメンテナンスは不可欠です。

少しの影で発電量が悪くなったりするので、草刈りやパネル洗浄も時には必要です。

遠隔監視で日々の発電量をチェックしながら、異常があれば現地調査に行きます。

売電収入を落とさないために、メンテナンスの導入もご検討下さい。

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