こんにちは。日本エネルギー開発株式会社の広報担当です。
今回は、6月中旬に実施しました鹿児島県1区画発電所の草刈りレポートをご紹介します。
BEFORE、AFTER写真をご覧ください。
本発電所は、他の発電所が隣接しています。パネル枚数は300枚、単相用パワーコンディショナは8台置いています。電力送電網から電気を交流単相三線式200Vで配電しています。遠距離監視システムは単相二線式100Vになりますので、ブレーカーの1次側から2本配線しています。
↓発電所内側は、イネ科の笹が入り込んでおり、地下茎から繁殖していますので草刈りが必要です。笹は成長が早く背が高い為、影により発電量に影響を及ぼす可能性がございます。
また、影により長期間発電できない状況が続く事でホットスポットの現象が起きる事があります。ホットスポットは、電流の滞流によりセルが高温度になる現象の事を言います。パネル内の中にセルがございますが、セルは太陽光が当たると電流が流れる様に設計されています。そのセルに亀裂や局所的な影が発生すると、抵抗(電流の流れにくさ)が生まれ電流が流れにくくなります。抵抗は電流を熱損失に変換致しますので、局所的にその亀裂が起きたセルに電流が滞流し、100℃以上の熱を発します。ホットスポットによりセルの損傷が起きない様に、影が発生する前に草刈り機(オートモアーAM72B)で草刈りします。
↓アレイ南側にキク科の植物が群生していますので、草刈りします。
日本エネルギー開発株式会社では、お客様の太陽光発電システムが本来の性能を発揮できるように定期的に点検を行うことで、問題をいち早く発見し、波及事故を防止する事で長期間安心できるようしっかりとサポート致します。福岡、熊本を拠点に、九州一円にて事業を推進し実施しています。高圧受変電設備の電気工事・低圧の電気工事、保安管理業務、メンテナンスまで幅広く対応しています。
例えば草刈だけ、パネル洗浄だけのメンテナンスも可能です。エコキュートや蓄電池の土台左官工事だけ、LED取り換え工事だけも受け付けています。災害で被害を受けた地域のこれからの復興と応援のために、災害復旧工事も実施していますので、ぜひご相談ください。PAS・トランス・ブレーカー・分電盤の交換などのご依頼は、日本エネルギー開発株式会社にお任せください。