ポピュラーな除草方法|除草剤と防草シート

除草剤向きの太陽光発電所

  • 低圧~高圧の太陽光発電所
  • 年2~3回程度の除草剤の散布作業が苦にならない
  • 除草剤の使用で近隣からクレームが入る可能性が高い

【注意ポイント】
除草剤を使用する場合は以下の点に気をつけましょう。

  • 近隣に影響を与えるかどうか
  • 使用する除草剤を正しく選定する
  • メーカー推奨量を守って使用する

例えば、隣が田んぼで作物を作っている場合、除草剤が染み出して悪影響が出る場合があります。

選択制除草剤を使えば、作物に悪影響を与えることはありませんが、

隣地の方とトラブルに発展する危険性もあります。

【天候次第で効果が変わる】

①液体タイプの場合
液体タイプの除草剤を散布する場合は、快晴の日の午前中に散布しましょう。
散布後に雨が降ると、茎葉に付着した薬剤が雨で流れてしまい、効果が弱くなるためです。
地面に落ちた薬液はすぐに分解されるので効果はありません。

②粒剤タイプの場合
粒剤タイプの除草剤を散布する場合は、雨の翌日がおすすめです。
粒剤が地面に染み込みやすいためです。そして、散布する次の日が雨が降らないにしましょう。
粒剤が地面に染み込む前に、雨で流されると効果が弱まります。

液体タイプでも粒剤タイプでも、適切なタイミングで散布しないと効果が発揮できません。
たとえ、スケジュールを組んでいても、無理して結構せず、改めてスケジュールを組み直しましょう。

 

防草シート

防草シートを使って雑草対策をする方法です。

防草シートといっても、数多くの種類があります。中にはすぐに劣化したり、

雑草対策の効果が低かったりする製品もありますので、しっかりと選定を行う必要があります。

防草シート向きの太陽光発電所

  • ある程度初期費用がかかったとしても、その後の管理を楽にしたい
  • 定期的な管理が難しい場所に設置している

【注意ポイント】
防草シートを敷設する際に注意するポイントは、「使用する製品によって効果が大きく異なる」ことです。
格安の防草シートも販売されていますが、2・3年で劣化が激しくなるものもあります。

太陽光発電は20年間の長期事業なので、初期投資が増えますができるだけ耐久性の高い製品を敷設しましょう。
低品質な防草シートを導入して、3年ごとに張り替えるより、高品質なシートを10年に1度張り替えた方が
トータルコストを安く抑えることができます。