電気主任技術者とは?

電気主任技術者は、電気の保安管理に携わる大切な役職です。

資格の概要

電気主任技術者は、自家用電気工作物の電気保安に関する業務を行う個人事業主を指しています。

自家用電気工作物の所有者は、電気事業法によって電気管理技術者の選任が義務づけられています。

電気主任技術者には6つの要件を満たす必要があります。6つの要件は以下の通りです。

  • 電気主任技術者の免状の交付をうけていること
  • 第一種電気主任技術者は3年、第二種電気主任技術者は2年、第三種電気主任技術者は5年の
    実務経験があること。
  • 継続器試験装置、絶縁耐力試験装置、高圧検電器など機械器具を持っていること。
  • 保安管理業務を実施する事業場の種類および規模に応じて算定した値が告示未満であること。
  • 保安管理業務の適格な遂行に支障をおよぼす恐れがないこと。
  • 電気事業法業務の53条5項により、取り消しを受けた者で取り消しから2年を経過しない者でないこと。

職務

電気主任技術者の主な業務は、電気工作物の設置に関する審査やアドバイスから巡視・定期的に行う点検など

幅広いです。トラブルが起きた際の応急処置や事故原因の調査・再発防止に対する対策も行います。