当社の熊本営業所より、熊本地震の現状をお伝えして参りましたがこのゴールデンウィークに大分県別府市の実家に帰省して参りました。
普段、福岡から別府への高速バスは福岡天神のバスセンターを出ると福岡空港に寄って、そこで大量の外国人旅行者が乗り込んでくるので満員になります。
去年の秋などは隣合わせた韓国人大学生とお互い片言すぎる英語で必死に話した結果、バスを降りるときには握手して別れるというさわやかな思い出もあります。
満員だからこそ起こる出来事。
今回のバスの中はでもこうでした。
思わず数えました。自分を入れて4人でした((+_+))
まだ湯布院~別府間の高速が地震以来修復していないというのもありますが・・・・
観光都市ふるさと別府の経済的打撃は計り知れないものがありますね。市内も道はガラガラでした。
いつもは2時間のところ3時間バスにのって実家に帰りつくと
家の塀がこうでした。
築40年とはいえ、別府でこんなことがあるのだな~としみじみ思いました。
熊本ほどではありませんが一応震度5が10回はきたのかな。
わが家も含めて近所の家も瓦修復作業をやってました。
自分の使っていた部屋には本が散乱してました。
本だけですよ。
幸い食器棚などは無事でしたが大分地震もそれなりの規模でしたね。
幸いなことに人的被害がほぼなかったことと実際の避難にまで至らなかったのも報道されなかった理由でしょう。
もし熊本に地震が起こらず、大分だけでこれだけの地震が起こっていたら結構大きなニュースだったでしょう。
実家ではセブンイレブンの駐車場に夜中に避難していたらしく、その後非常用のものとして膨大な食料やら雑貨やらが積まれていました。
熊本に比べて電気ガス水道のいずれも止まることがなかったので、地震への怖さはあっても生活に支障はなかったのは大きな違いだと思いました。
再生可能エネルギーに携わるものとしていろいろ考えさせられました。
・蓄電池が災害用に普及しはじめていますが、今回のような地震被害の時には蓄電池を置いている自宅から逃げないといけない。
・電気はあっても水がない。
・産業用太陽光発電は地震保険に加入している人が少ない
➡保険会社の人が言ってましたが、太陽光発電の設備が地震でゆれて破壊されるような地震はほぼこないと考えて、太陽光発電には地震保険はつけないケースが多いそうです。
でもときどき見かけるとんでもない斜面に張り付くように設置されている産業用太陽光発電は大丈夫だったのかな?それにほぼ来ないどころかまず来ないと思われていた熊本であれだけの地震がありました。
産業用太陽光発電の災害対策ということも本格的に考える時代ですね。
いろいろと様々な場面で
みんなで知恵を出さねばならない経験をしたのだと思います。