除草剤で失敗しやすいパターンとは?

除草剤で失敗するパターンは2つあります。

①「土壌処理型」「茎葉処理型」の違いがわからず散布して失敗

既に繁茂している雑草に対して、「土壌処理型」の除草剤を使用してもあまり効果はありません。

逆に、繁茂していない状態の土地に「茎葉処理型除草剤」を散布してもこれから生えてくる雑草に対しては効果がありません。

タイプの違いを理解せずに使用すると、かけた費用が無駄になってしまいます。

②液剤の希釈量を間違えて失敗

「もったいない」という思いから必要以上に薄めて使用しても効果がありません。

節約したつもりが、再度除草剤を購入することになってしまってむしろ高くついてしまいます。

③散布量の密度にムラが発生する(密度のムラ=無駄)

除草剤を散布するときに、密度のムラが発生したことはないでしょうか?

除草剤の散布が可能な200㎡以上の環境であれば、土壌処理型の粒剤を撒く際には

間違いなく「散粒機」が除草の効率をあげてくれます。

散粒機には、エンジン式、電池式、人力式があります。

手動は手が疲れるので、扱いやすい電池式をおすすめします。

散粒機を使うメリット

1.時間の短縮・人件費の削減

散粒機を使用すると、1時間あたり35kg程度撒くことができます。

例えば、「ネコソギメガ粒剤」は、多年草イネ科雑草が生えている場合は、

1㎡あたり60g(メーカー推奨量で一番濃い密度)を散布します。

つまり、1時間あたり500~600㎡程度散布うすることできます。

500~600㎡というと、50kW規模の太陽光発電所面積に相当します。

2.散布密度のムラ(=無駄)なく撒くことができます

粒剤を人力で撒くと、必ずムラが発生します。

いくら効果が高い除草剤を使っても、選び方と使用方法が間違っていれば、

期待した効果を得られません。「正しい除草剤の選び方・使い方」を守って

費用対効果を最大まで引き出しましょう。