砕石だけで雑草対策を行ったら失敗する?

太陽光発電所の多くに雑草対策として砕石が使用されています。

防草シートを敷かずに砕石を敷いた場合、2年ほどすれば上の写真のようになる可能性が高いです。

雑草は生命力がとても強く、砕石の間に積もった埃や砂に根を張り、ぐんぐん成長します。

また、砕石を浅く敷いてしまうと、下の土に根を張り、雑草が繁茂してしまいます。

「多くの人が雑草対策として砕石を使用しているので、自分もそうしよう」

「業者が勧めているから砕石しよう」

という安易な考えで導入してしまうと、太陽光発電の運用中に大変な思いをしてしまうかもしれません。

また、1度砕石を敷いてしまうと、万が一失敗してしまった場合に、

次の雑草対策の方法が限られてしまします。もし、それでも砕石を使用するのであれば、

砕石の下に耐久性に非常に優れた防草シートを敷設してください。