今回は、一般住宅のエアコン工事を行いました。
前日の現場調査でエアコン取付場所を決めていたので
この日は部材の搬入から行いました。
今回のお宅はエアコン設置用の壁穴と電源のコンセントがすでにありましたので、
エアコン本体と室外機の設置、それに伴う配管工事を行いました。
その内容をご紹介いたします。
まずは、エアコン室外機への配線カバーの取り付けを行い、
その後、室内のエアコン本体を取り付ける為の金具を壁に設置していきます。
金具の位置は電源の箇所を考慮し取り付けます。
位置が決まったらビスで金具を壁に固定します。
取り付けが完了したらエアコン本体の配管作業を行います。
冷却用銅管、排水用管、室外機との連絡線(電線)を本体に連結、配線します。
完了後、室内から屋外への配管用の穴へ銅管、連絡線を送り込みます。
この時、銅管を曲げすぎないように注意します。(曲げすぎると折れる為)
この曲げすぎない作業は経験による感覚で行うので、職人技になります。
ある程度送り込んだらエアコン本体を持ち上げ、先程取り付けた金具へ引っ掛けます。
この時、エアコン本体と壁の隙間が無いように、
また、金具へきちんとエアコン本体が掛かっているかを確認し取り付けます。
本体の取り付けが完了したら屋外へ出ている配管を室外機へ繋ぎます。
室外機の横にあるカバーを外し銅管、連絡線を連結・配線します。
銅管の連結時にナットを規程のトルクで締め付けます。
連結・配線が完了したら配管を真空状態にするための機械で管内部の空気を抜きます。(10分程)
この作業を行わないと配管内に水滴が凍結し配管の破損につながる恐れがありますので、きちんと行います。
真空作業が完了したら室外機を設置し、エアコンの電源を入れ試運転を行い
問題なく動作していることを確認し作業終了になります。
まだまだ残暑厳しいので、熱中症などに気を付けながら作業していきたいと思います。