こんにちは。日本エネルギー開発株式会社の広報担当です。
今回は、福岡県自家発電機点検整備レポートをご紹介します。
本作業は朝9時から夕方16時の1日がかり作業になります。まずは、オイルや機器の搬入作業です。
自家用非常用発電機の置かれている場所は地下にございます。
到着後、今日の1日の流れや安全確認のための全体ミーティングが行われました。
全体ミーティング終了後、エンジンを解体する班と予備バッテリーを確認する者とに分かれて作業開始です。
上の写真がエンジン心臓部になりますが、蓋を外しパーツの洗浄やピッチ調整を行います。
腐食が進んでいないか、スラッジ(鉄粉)が固まっていないかを点検整備します。
エンジンオイルとオイルフィルターの交換、エンジンベルトの交換も行われました。
下に溜まっている黒い液体がエンジンオイルになります。
ディーゼルエンジンはオイルが真っ黒になりやすいそうです。
直流電源盤(手前側)の中に予備バッテリーが10個程入っており、テスターによる電圧確認や、触媒栓確認が行われました。自動始動発電機盤に継電器等が取り付けられておりますが、その下に故障表示ランプがございます。冷却水の漏れやエンジン停止を示すランプになりますが、警報試験では実際にリレーを動作させて、警報試験が行われました。信号はきちんととんでおり、正常な動作が行われているとの事でした。最後に始動テスト(20分間程)が行われ、点検整備が完了です。動作確認も正常であったとの事でした。
今回スポットによる点検整備が行われましたが、日本エネルギー開発株式会社では、グループ会社の西日本電協株式会社と協力団体の西日本電気保安協会と協力を組み、福岡、熊本を拠点に、九州一円で受変電設備、自家発電設備の定期点検を実施しています。高圧から低圧までの電気工事、メンテナンス、保安管理業務を一貫し、ワンストップで対応し致します。設置者皆様の設備の安心・安全をお守り致します。災害で被害を受けた地域のこれからの復興と応援のために、災害復旧工事も実施していますので、ぜひご相談ください。PAS・トランス・ブレーカー・分電盤の交換などのご依頼は、日本エネルギー開発株式会社にお任せください。