高圧太陽光発電所の月次点検レポート

こんにちは。日本エネルギー開発株式会社の広報担当です。
今回は、4月上旬に実施しました福岡県高圧太陽光発電所の月次点検レポートをご紹介します。

作業は数人で行いまして、日中に実施致しました。月次点検は毎月1回以上、隔月1回以上、3ヶ月1回以上の点検があり、契約の内容により異なります。今回は毎月1回以上の点検で、300kW程の太陽光発電所のキュービクル点検になります。現場担当者は感電事故に最新の注意を払い安全第一で点検を行います。写真のキュービクルを見て頂きますと、初めて拝見しました!

通常キュービクルの中に変圧器(トランス)は入っていますが、写真のキュービクルはトランスが露出型になっており、珍しいタイプです。このトランスは高圧6,600Vを変圧しており、巻き線部分(コイル)を絶縁油に浸す油入形になります。実際の点検では、電圧の値や使用電力量、サーモグラフィーを当て温度の値を確認し記録をとります。また、キュービクルに水漏れが生じ機器が腐食していないかを確認します。前回の記録と比較し電圧や使用電力量、温度の値が適切な値かどうかを確認します。異常に温度が上昇している場合は、機器の故障等を考慮します。場合によっては、中のコイルが焼けてショートしているかもしれません。充分に注意を払い点検します。

日本エネルギー開発株式会社では、お客様の太陽光発電システムが本来の性能を発揮できるように定期的に点検を行うことで、問題をいち早く発見し、長期間安心できるようしっかりとサポート致します。福岡、熊本を拠点に、九州一円にて事業を推進し実施しています。高圧受変電設備の電気工事・低圧の電気工事、保安管理業務、メンテナンスまで幅広く対応しています。災害で被害を受けた地域のこれからの復興と応援のために、災害復旧工事も実施していますので、ぜひご相談ください。PAS・トランス・ブレーカー・分電盤の交換などのご依頼は、日本エネルギー開発株式会社にお任せください。