三相と単相の違いについてレポート

こんにちは。日本エネルギー開発株式会社の広報担当です。
今回は、三相と単相の違いについてレポートをご紹介します。

低圧での太陽光発電所の施工を行う際、低圧配電線の電源供給方式が複数ございます。
電力送電網から住宅や工場に電気を供給する事を配電と言います。
住宅であれば、現在の一般家庭のほとんどは単相三線式(100V/200V回路)の方式で配電されます。

グラフにすると波形になりますが、単相は波形が1種類になります。

工場やエレベーターの動力電源、大規模店舗を利用する際は三相三線式(200V回路)の方式で配電されます。三相は単相の波形を等間隔に3つ重ね合わせたものになります。

単相が送電しない期間(電圧が0の状態)も他の二相で送電しますので、モーター等を動かす場合に安定的に回転させることが出来ます。

パワーコンディショナでは、どの様な違いがあるでしょうか?単相パワコンは家庭用の電源でも動かすことができます。

容量は低く、大体1台5kw程になります。1台当たりの価格も安くなります。遠距離監視システムは単相二線式になりますので、単相三線式の配線につながっているブレーカーの1次側から単相二線式のブレーカー1次側に2本配線し利用致します。電力会社のメーター機器は1台になります。三相パワコンは200Vの動力電源を利用し動かします。

単相よりも容量が多く、大体1台9kw程になりますので、単相よりも少ない台数で設置する事が出来ます。1台当たりの価格は高くなります。
遠距離監視システムは単相二線式になりますので、三相パワコンを使う際は、別に配電させる必要があります。電力会社のメーター機器もパワコン用と遠距離監視用の2台になります。

日本エネルギー開発株式会社では、お客様の太陽光発電システムが本来の性能を発揮できるように定期的に点検を行うことで、問題をいち早く発見し、長期間安心できるようしっかりとサポート致します。福岡、熊本を拠点に、九州一円にて事業を推進し実施しています。高圧受変電設備の電気工事・低圧の電気工事、保安管理業務、メンテナンスまで幅広く対応しています。災害で被害を受けた地域のこれからの復興と応援のために、災害復旧工事も実施していますので、ぜひご相談ください。PAS・トランス・ブレーカー・分電盤の交換などのご依頼は、日本エネルギー開発株式会社にお任せください。