病院PAS交換レポート

こんにちは。日本エネルギー開発株式会社の広報担当です。
今回は、5月初旬に実施しました熊本の病院PAS交換レポートをご紹介します。

作業は数人で行いまして、朝から夕方まで5時間程かけて実施致しました。まず、現場到着後PAS(区分開閉器)を開放し停電する旨を、お客様(病院)と電力会社両者に承諾頂きます。
↓PAS(区分開閉器)の切側のロープを引き、手動で開放します。

この時建物の使用電力の供給元が、非常用発電機に切り替わります。

↓電力会社が送電線(高圧線)にアース線を取付けます。

↓電力会社の作業終了後、SOG用制御装置にネジ止めされている配線を取り外します。

↓SOG用制御装置を取り外します。

PAS(区分開閉器)とSOG用制御装置間の配線をとめている電柱間のバンドを切ります。

↓次は、PAS(区分開閉器)に繋がっている高圧絶縁電線を切断し、PAS(区分開閉器)を取り外します。

↓新しいPAS(区分開閉器)を取付けます。PAS(区分開閉器)の取り付け位置は、地上高さ4.5m(市街地以外は4m以上)です。(※経済産業省 省令第9条第1項 高圧の機械器具の施設 第21条 三参照)外箱はA種接地を施します。

↓新しいSOG用制御装置を取付けます。

交換完了後、連動試験を行いSOG用制御装置からPASに信号を送り、PASが何秒で開放するかを確認します。
↓正常に動作し、無事に交換が完了しました。

日本エネルギー開発株式会社では、お客様の太陽光発電システムが本来の性能を発揮できるように定期的に点検を行うことで、問題をいち早く発見し、波及事故を防止する事で長期間安心できるようしっかりとサポート致します。福岡、熊本を拠点に、九州一円にて事業を推進し実施しています。高圧受変電設備の電気工事・低圧の電気工事、保安管理業務、メンテナンスまで幅広く対応しています。災害で被害を受けた地域のこれからの復興と応援のために、災害復旧工事も実施していますので、ぜひご相談ください。PAS・トランス・ブレーカー・分電盤の交換などのご依頼は、日本エネルギー開発株式会社にお任せください。